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ゲーム紹介:アルカイックシールドヒート

ファイナルファンタジーシリーズのプロデューサー、ヒゲこと坂口氏が
スクウェアを退社後に立ち上げたミストウォーカー開発のSRPGです。

始まりはミリニア王国王女、アイシャの王位継承の日。
突如王国を襲った巨大な炎の蛇によって、王女を残し全ての人々が焼き払われてしまいます。
しかし、炎の蛇によって焼き払われた人間は、何故か悉くが灰の身体を持って蘇りました。
飛び去った炎の蛇を追い、灰の身体を元に戻す方法を探るため、王女は灰の戦士を従え旅立ちます。

灰の戦士はわずかなコストで作り出す事ができ、自由にチームに組み入れる事ができます。
灰の戦士は一度蘇ったとはいえ既に死者であり、二度目の死はキャラロストとなります。
ですが、灰の戦士なのでわずかなコストで簡単に作り直す事ができます。
(少しレベルは下がるかもしれませんし、同名だとしても別人かもしれません。)

また、共に幾多の戦場を共にし、強力な絆を得た灰の戦士は、自らの命を引き換えに
固有キャラと「エンゲージ」することで、スキルの継承や能力値の増加を行う事ができます。
これもやはり灰の戦士はロストしてしまいますが、簡単に作り直す事ができるので心配いりません。
(アクセサリをひとつ購入する資金で、彼らを10体前後は作り出すことができます。)

「灰の戦士の命が軽すぎる」という批判も見られました。
しかし彼らの命を軽く扱うかどうかはプレイヤー次第です。

可能になり次第どんどんエンゲージさせては新たな戦士を作成してもいいし、
長く大事に、スキルの熟練度を稼がせて強力な熟練兵を作り上げても良いのです。
(ちなみに長く戦場を共にした戦士ほどエンゲージの能力上昇効果は高くなります)


操作はタッチペンのみで行い、発売当時はこれが非常に操作性が悪いと不評を呼びました。
これはおそらく、当時はまだプレイヤーがタッチ操作に慣れていなかった事を除けば、
大抵の場合で2回タッチしないとコマンドが選択されないこと(誤タッチ防止)、
バトルフィールド画面の表示が初期は斜めから見下ろした角度であり、
ユニットのグラフィックの頭部辺りをタッチして選択しようとすると、
ひとつ上のマスが選択されてしまう事が原因だと思われます。

前者はともかく後者はRボタンを押して真上に近い角度に変更する事で改善されますし、
慣れてしまえば移動したいマスをタッチするだけで一気に動いてくれるシステムは、
キー操作だけのSRPGに快適性で負けることは決して無いと断言します。

ユニットの移動後、移動するマスを間違えたと気付いた場合でもキャンセルを挟まず、
再度別のマスをタッチする事で元のマスから移動し直してくれるシステムも便利です。
戦闘時の範囲選択もクイックで効率的な良く考えられた仕様となっています。


戦闘システムはチームタクティクスという名称が付けられています。

ひとつのチームは最大3人のメンバーで構成されます。
(基本的に固有ユニット(リーダー)1人と灰の戦士2人)
3人で1つのユニットという訳ではありません、
3ユニットで1つのチームなのです。

ターンが回るたび、チームが共通で使用するAP(行動力)がチャージされ、
プレイヤーはAPの範囲内でそれぞれのユニットの移動やチームの戦闘を自由に行うことができます。
APが続く限り同じユニットを何度も移動させてもいいですし、連続で戦闘を行うこともできます。
移動にはAP2以上(距離により増加、再移動時は4以上)、戦闘にはAP50が必要となります。

戦闘は選択中のユニットから3マス以内の敵チームに対して仕掛けることができます。
通常のRPGのようなコマンドバトルとなり、敵味方共に必ずチーム全員が参加します。
「戦闘開始地点から何マス離れていても同じチームなら強制参加」ですが、
対象とのマスが離れているほど攻撃の威力と命中率は下がり、
通常攻撃は対象と7マス以上離れると貧弱な「投石」しか行えなくなってしまいます。
戦闘はどちらかが全滅するか撤退するかでメンバーが居なくなるまで続きます。

戦闘中に距離の調節はできないため、戦闘開始前のマップでの位置取りが重要となります。
この距離を上手くコントロールし、ダメージを調整していくのが主な戦術です。
通常のSRPGのように1マス単位での面倒な距離調整はあまり重視されず、
もっと感覚的、直感的に部隊を動かす感じはSLGよりRTSに近いかもしれません。

難易度はフリーマップによる稼ぎを行わずとも程よいレベルに調整されており、
経験値補正があるため、成長の遅れたキャラもすぐに追い付く事が出来、
連戦マップが主なので前半で消耗したキャラを控えと入れ替えるなど、
様々なユニットが無駄なく活躍できる作りになっているため、
それぞれのチームの役割考えつつの編成、運用が面白いです。
終盤になるほどレベルアップ時の全回復を利用し辛くなるため、
マップ後半戦での予備チームの投入も有効になってきます。

残念なのが、イベントスキップや戦闘の高速化機能が無いこと(ムービースキップは可能)。
周回に耐える内容はあると思いますが、この辺で楽ができないのは今の基準だとやはり厳しい。
敵AIの出来が極端に悪く、すぐ地形に引っかかって動かなくなる所なんかはご愛嬌か。
緻密な戦術を練るゲームではないので、割り切った方が良さそうではあります。

シナリオも面白く、全体的に丁寧なゲームで最後まで楽しめました。
自分は律儀に立ちふさがる敵を全て撃破しながら進行しましたが、
アイテマー用の消費攻撃アイテムを相当数使ってもお金は余りましたし、
「目的地に到達せよ」が勝利条件のマップではもっと楽をして良かったのかもしれません。

非常に安く買えてしまうソフトなので、興味ある方は是非。
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